河合祥子

無事に終了しました

2022.03.25河合祥子です。

2022.03.01(火) — 2022.03.14(月)
堀川新文化ビルヂング2階 アートスペースで行われました「京もの認定工芸士 作品展」は無事に終了いたしました。
見に来て下さいました皆さまありがとうございました。
そして準備して下さった京都府の皆さま、堀川新文化ビルヂングの皆さまありがとうございました。


今回出展させて頂きました作品の説明を少しさせていただきますね。


河合良彦作品「河政印房蔵書印」

上に筆、右に印刀、左に仕上げ刀、下に石を彫る鉄筆の絵柄で「河政印房蔵書」(書体-篆書体 印篆)を囲んでいます。
蔵書印は、本の所有者を明らかにするために押されたり、作品が自分の所蔵品であることを証明するために押すものなので、河政印房としてハンコを彫る道具にしたのでしょうね。
主人がこの様な絵を描くとは全く知らなかったですし
筆や刀それぞれの特徴を捉えていて、とても可愛くてかっこいい蔵書印だと思います。
素敵な蔵書印(*^-^*)
数名蔵書印のご相談もいただきました。嬉しいですね。
お時間はかかりますが、お話と校正をして、世界に一つのお気に入りのはんこが作れたら嬉しいです。


河合祥子作品「天真爛漫」

今回のテーマが「本×工芸」で、①本にまつわるもの。②私は〇〇の本にインスピレーションを受けました。

の選択があり、主人は① 私は②を選択しました。

私が選んだ本は母が好きだったのか、小さい頃に何故かお家に3冊はあった本「窓ぎわのトットちゃん」を印章にしました。

飾らず自然で素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なトットちゃんには四字熟語で【天真爛漫】という言葉がピッタリだと思いました。

書体は篆書体でも書いてみましたがイメージしているものと違いましたので古印体で入れて柔らかさを出しました。

周りのお花はトットちゃんの明るさや素直さ、周囲にいる人たちの温かな眼差しを表現し、その他はトモエ学園の電車の教室や黒柳徹子さんやパンダ、キラキラ飛ぶ蝶を一寸五分角の本柘に表現しました。

今回は、全国印章技能競技大会と時期が重なっていましたので少し時間が掛かりましたが、とても楽しく彫らせて頂きました。

最近、河政印房ではんこをお願いしたいです。と言って下さる方が増えてきました!

とっても嬉しいことです!!

しかもこの前は、指名できますか?というお問合せがありました。

河政印房は、河合良彦と河合祥子二人ともはんこが彫れます!!

是非どちらか指名で注文してください。

なんか楽しいですー!笑

こんな考えるきっかけを頂けて嬉しいです。

ありがとうございました。

これからも沢山勉強をして美しい印章を彫れるように頑張ります(´∀`*)

2022.03.25