河合良彦

第33回技能グランプリ インテックス大阪にて開催 2026.02.28

第33回技能グランプリがインテックス大阪にて開催されました。
開催期間は2026年(令和8年)2月27日~3月2日までです。

河政印房の河合良彦と河合祥子が出場した印章木口彫刻は2月28日が競技開催日です。
印章木口彫刻は全国から19名の一級印章彫刻技能士が集まり、競技に参加しました。

 


朝の9時から夕方の5時まで、休憩を除く競技時間7時間で30㎜角の本柘(ほんつげ)と言う木の印材に「大阪関西万国博覧会」という9文字を印文とする印章を彫り上げます。
篆書体(てんしょたい)という書体を用いて、右左が逆となる鏡文字で印材に字入れします。
字入れした柘の角印材を粗彫りし、しっかりと彫りに深さを出しながら、文字を浮き彫りにします。
そして最後に、印面部分の文字の輪郭や枠を整えていく事で、押したときの印影に美しさをもたらす仕上げと言う工程を行います。
7時間で彫り上げるスピードと、美しい印影が得られる印章を彫り上げるという精緻さ丁寧さが求められます。


課題が発表されて以来、しっかりと練習を積んできた全国の熟練技能者が7時間の競技が終わるとヘトヘトになってしまいます。
もちろん、僕もヘトヘトです。
ですが、終わるとノーサイド。
夕食は選手だけの打ち上げです。

競技の事や、日々のことなどハンコにまつわる話は尽きませんでした。
翌日の3月1日は審査の日となります。
審査の終わった日の夜は選手と審査員、大会役員など関係者全員での打ち上げです。

日頃、会えない大先輩とも話をし、アドバイスを受けます。
準備・練習、大会当日とずっと大変でしたが、全国に印友が増え、先生と呼べる人も増えます。
何より印章彫刻技術が上達します。
技能グランプリに出場して、とても良かったです。
さて翌日の3月2日は閉会式と表彰式となり、結果が発表されます。

 

そこで2つのサプライズがありました。
1つ目が閉会式の冒頭に流れる技能グランプリのハイライト映像があるのですが、そのトップバッターに河政印房の河合良彦と河合祥子のインタビューの様子が流れたのです。
競技の日にインタビューは受けていたのですが、まさかそれが閉会式のハイライト映像に使われるとは思っていませんでした。
そして2つ目なのですが、こちらが本命で、なんと河政印房の河合祥子が敢闘賞を頂いたのです。
金賞・銀賞・銅賞に続く賞で、とても栄誉なこととなります。
日々の研鑽の結果として妻の河合祥子がこのような賞を頂けて、とても嬉しいです。
妻の河合祥子が頑張ってきたことが、この技能グランプリの場で評価されて、本当に嬉しいです。
これからもお客さんにお届けする印章がより良くなっていくように頑張っていきたいです。
ありがとうございました。

河政印房 店主 河合良彦