河合良彦

前川五風先生講演会

8月31日の月曜日に前川五風先生の篆刻に関しての講演会がありました。

この講演会も8月9日の水野恵先生の時と同じく京都府印章業協同組合の主催で、僕もお手伝いをさせていただきました。
前川先生は実は京都府印章業協同組合の今の理事長で、日展(日本美術展覧会)のてん刻 入選作家です。
内容はと言いますと、木口も篆刻も基本は一緒だよ。という事です。
説明しますと、いわゆるはんこ屋さんが作って、売っているのは一般的に 「木口」 (こぐち)と呼ばれる実用印です。
実印や銀行印、会社の角印などですね。

そしてはんこには篆刻というものがあります。
これは落款印や遊印に使われていたりします。
書画の横にサインとして捺してあったり、四文字熟語や縁起の良い文字を彫って捺したりします。

この木口と篆刻は両方ともはんこ屋さんで売っていますが、やはり実用印を販売することがメインとなっているのが現状です。
しかしこのたび、京都府知事指定伝統的工芸品(京もの指定工芸品)に京印章が認定されました。
そしてその認定されたものに木口と篆刻があるのです。

なので実用印である「木口」と同様に「篆刻」も京印章である。
と全国の皆様に知っていただき、またお買い上げ頂く為に、まずは京都府印章業協同組合加盟の各販売店向けにこの講演会を行ったのです。

そして今回の講演では、前川先生が篆刻する様子をビデオで撮影し、その動画を資料として使用しました。
この篆刻が彫り上がっていく様子を収めた動画を近々全国の皆様に是非ご覧に入れたいと思います。


この動画を見て篆刻に興味を持っていただいたり、京印章に興味をもっていただけたら、とても嬉しいことです。

2011.09.21に追記
こちらが京都府印章業協同組合のYouTubeチャンネルです。

この中に前川先生の篆刻動画が入っています。
https://www.youtube.com/@kyoinsho/videos

 

2011.09.02